眠りの花

独りだと泣いた夜
月は僕を見離した
悲しくて 悲しすぎて
ただ 深い眠りにつきたいと願った

これはきっと 僕への罰で
だからもっと 強く感じさせて
ここにはもう 誰もいないこと

いなくなって 初めて
あなたの愛の大きさ感じた
思い出と後悔だけが残って
その中に埋もれてしまった僕は
まだ立ち上がれない

また朝はやってきて
太陽は僕を抱きしめた
悔しくて 情けなくて
花はまた 僕を隠すように閉じた

消え去った後の空席
段々と冷めていって
横顔の君の幻をなでた
僕の手がすり抜けて
また 彷徨う

いなくなって 初めて
あなたの愛の大きさ感じた
音もなくこぼれた あの日の涙を
かき集めようと必死で 僕は
僕を忘れた





***

高校生のときにつくった、自分で書いた始めての歌詞です。 鼻うた奏法で歌詞とほぼ同時にメロディーもつきました。 よかったら、ぽちんとお願いします。
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