ヤマアラシ

傷がつくのは結構簡単で


誰だって傷つくのは怖い


自分を守るために 人は壁をつくって



臆病者は心を棘で覆う


距離をとって 傷つけないように 傷つかぬように


それでも 人恋しい気持ちは捨てられなくて・・・



誰かをを傷つけてしまうことで 傷つくのは自分だって


大切な人であればあるほど


それでも 誰かと喜びあって 抱き合って


ぬくもりを感じたいと 願わずにはいられなくて



距離をつめて 歩み寄ってくれたあなたに


心を開こうと思えた



もっと近づきたい 傍にいたいって


そう思うのに


素直さを囲んだ言葉の棘が あなたに傷をつける


言いたいことは そんなんじゃない、そんなんじゃなくて・・・



あなたに全てを見てほしいのに


さらけ出せない私がいる


気づいてほしい感情にかぎって 顔に出てはくれない



理解りたい 理解ってほしい


棘の隙間にすら入り込むほどの、支配を


絶対的な、太陽を


沈むほどの、愛を


手にしたくて




H21.9.29


メロディーはあるけど、雰囲気はギター１本で流すように歌うかんじ。

きめっポイところは、「人恋しいいきもちは捨てられなくて」と「（言いたいことは）そんなんじゃない そんなんじゃなくて」のところ。

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スタート（仮）

この世界の何処かに
まだ見ぬ世界が広がっていて
まだ見ぬ世界の何処かに
僕も知らない 僕の未来


「いっそ、投げ出しちゃおっか」
何度も負けそうになった誘惑
それでも 此処まで来たんだね
今 やっと、入り口を見つけた


さあ、スタートだ

まだ 始めることを始めただけ


さあ、一歩前進だ

そして次に目指すのは
ゴールという名の通過点


さあ、スタートだ



***

短いですが、メロディもすでについています。
構成とかあんま意識しないで作った、ショートソングです。
最後は、「さぁ、スタートだ」って歌と一緒に、バックもダンッとぶっつり切れて終わるイメージです。

曲調は、なんか安全地帯っポイ？

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これから

あなたは、これからを生きていくワタシが羨ましいと云う
仕事も 恋も 全てがこれからだと 微笑みかける
ワタシは、これまでを生きてきたあなたが眩しく思える
全てにおいてかなわないとふてくされる

確かに目に見えるこれまで
あなたの歩んできた道
その上にいないワタシを
今 隣においてほしいの

年の数だけ 歩幅のズレが生じて
遥か前を行くあなたに
肩を並べて歩きたい
それだけ願って 走り続けてきた これまで

あなたは、昔を振り返っては 懐かしいと目を細める
あの頃に戻れたらどれだけいいかと ひとつため息を吐く
ワタシは、ワタシと出会ってくれた今のあなたにありがとうを云う
あなたに辿り着いたこれまでの自分もほめよう

目に見えない不確かな未来
ワタシの歩いていく道
あなたは その先で待っていて
すぐ そこまで走って行くから

見えないだけ 傷は増えていくけど
この道の先にいる あなたの
笑顔に痛みは消える
それだけ あなたを想い続けてきた 今日まで

年の数だけ 歩幅のズレが生じて
遥か前にいた あなたに
追いついて やっと言える
好きだよ 伝えて手を握りしめて
ふたりで歩き続けていく これから





***

メロディありで、バンド形態でやりたい曲。 いつかできるといいな♪ よかったら、ぽちんとお願いします。
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桜想い唄

桜 お願い 咲かないで
始まることを告げないで
このまま ゆっくり
眠らせて

いつかの日 願った
早く大人になりたいと
でも 手に入れたかったのは
こんな乾いた日常？

何ひとつ成し遂げられぬまま
今日も終わっていく
広がるばかりの世間との時差
あなたが消えたあの日から

桜 お願い 咲かないで
始まることを告げないで
このまま ゆっくり
眠らせて
この部屋の刻を止めて
私をそこへ閉じ込めて
愛した記憶を奪わないで

優しさが溢れた
あの日々へ帰りたいと
祈っては眠り 裏切られ
朝がまた 目を覚ました

負け続け 泣き疲れて
盲目になった心
今 わかるのは
あなたがここにいないということだけなの

雨よ お願い 止まないで
孤独のうたを掻き消して
このまま すべてを洗い流して
どこかでまだ期待している
甘ったるいこの気持ちを
弱さの蕾と一緒に・・・

桜 お願い 咲かないで
始まることを告げないで
このまま ゆっくり 眠らせて
あの人がいないこの場所で
待ち続けること 許して
愛された記憶を風化しないで
一生覚めない夢 見させて






***

メロディありで、昭和なかんじ？ モダンというか・・・そんなかんじの雰囲気。
さくら、早く見たいなぁ。
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眠りの花

独りだと泣いた夜
月は僕を見離した
悲しくて 悲しすぎて
ただ 深い眠りにつきたいと願った

これはきっと 僕への罰で
だからもっと 強く感じさせて
ここにはもう 誰もいないこと

いなくなって 初めて
あなたの愛の大きさ感じた
思い出と後悔だけが残って
その中に埋もれてしまった僕は
まだ立ち上がれない

また朝はやってきて
太陽は僕を抱きしめた
悔しくて 情けなくて
花はまた 僕を隠すように閉じた

消え去った後の空席
段々と冷めていって
横顔の君の幻をなでた
僕の手がすり抜けて
また 彷徨う

いなくなって 初めて
あなたの愛の大きさ感じた
音もなくこぼれた あの日の涙を
かき集めようと必死で 僕は
僕を忘れた





***

高校生のときにつくった、自分で書いた始めての歌詞です。 鼻うた奏法で歌詞とほぼ同時にメロディーもつきました。 よかったら、ぽちんとお願いします。
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